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雪乃・舞依と志乃神・晃の設定などを徒然と、いや適当に・・・。SSとかバトンとかで ============================================================  このブログにおいてある作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、作成を依頼したものです。  イラストの使用権は雪乃に、著作権は書いていただいたイラストマスターに、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。 ============================================================
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ああ、私は死んだのかしら?それとも生きている?    

   ―死体愛好家―


 「ああきれいだよ……」 

 とてもきれいだよ…

  美の女神さえも君の美しさには裸足で逃げ出すよ

  でも…

  でもどうして君はしゃべってくれないの?

  君を美しくするためにお茶に青酸カリを混ぜたのをまだ怒っているのかい?

  でも仕方ないじゃないか

  君を最高に美しくするためにはこれしか方法がなかったんだ

  今の君は最高にきれいだよ

  そういえば君はここに来た時、何かいってたよね

 んー確か「あなたの性癖にはもう耐えられない」だった?

 僕のどこにおかしい所があるんだい? 

 もしかしてそのことを怒っているのかい?

 とにかく何かしゃべろうよ……



あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは

===================================
『ブツッ』
雪乃「・・・・・・・・・(青褪めた様子で固まっている」
九尾乃「・・・・・・どうかした?」
雪乃「・・・・・まずこのビデオの記憶を忘れさせて、話はその後・・・」
九尾乃「なによ?ちょっと晃の昔のビデオを見せてあげてただけなのにぃ~♪」
雪乃「気持ち悪い・・・・・・なんでこんな気持ち悪い事を・・・・・・・・・・・って言うか犯罪者・・・・・」
九尾乃「理由は簡単。『寂しかったから、似てる人を探して殺した。』それだけ」
雪乃「いや、犯罪だよ。そんなの。殺してるし・・・」
九尾乃「・・・バレなきゃ良いのよ要は」
雪乃「もしかして殺した後にどっかに埋めたとか?」
九尾乃「ううん、美味しく食べたわ。ガリガリと」
雪乃「・・・っ!!?(走ってトイレに駆け込む」
九尾乃「普段ゾンビとか見慣れてるのに、変な子ねぇ?」
志乃神「・・・・・・・(頭を抱えている」
九尾乃「で?見たがってた本人は気が済んだ?」
志乃神「知りたくなかったなぁ、こんなモンは・・・・・この性癖昔の素か・・・」
九尾乃「うん、私と初めて会った時もそりゃぁもうバリバリ食ってたわよ?神父のおっさんを。
     『聖職者は不味いって言うけど・・・大して不味くないな?』とか言いながら」

志乃神「うわ・・・・一体何人食ってんだろ俺?」
九尾乃「ん~・・・大抵死体の処理に困ってた時かイライラしてる時だけだったから・・・・・指で足りるわ」
志乃神「そうか。・・・・・・多くても10人な訳だな?」
九尾乃「違うわ、40人よ?」
志乃神「(ガンッと頭をテーブルにぶつける」
九尾乃「普段ござるって言い出すようになってからは普通の人間らしくなってたけど・・・・・
     その前の時点では滅茶苦茶荒れてたからねぇ~?」

志乃神「・・・・・スマヌ、しばし横になってくるでござるよ(ふらふらと退場」
九尾乃「変わったわよねぇ~?死にたがりの道化だったのに・・・・・今じゃドSボケ担当だなんて」
志乃神「とは言われても拙者にそんな記憶は無いでござるよ」
九尾乃「怪我しても痛がらないで楽しがるドM野郎(自殺志願者)だったのに」
志乃神「・・・・・・・・・もういいから黙れ」

九尾乃「ま、精々忘れてなさい。思い出されても大変なんだから」
呟いた途端、キュルキュルと音を立ててビデオが動き出し、続きが再生され始める。
=============================

あぁ・・・・・でもやっぱり違う・・・・俺が求めてるのは・・・・この人じゃない
幼馴染み・・・・・名前も思い出せない、ゴーストに喰われたあの人・・・・
せめて・・・安らかにいけるように守るつもりだったのに。
見送って、気持ちを切り替えようと思っていたのに・・・・・・・・・

見送れなかった。
目標を、果たせなかった。
生きる目的を、成せなかった。

神様・・・・・・・こんな俺が―――――――――生きる意味ってナンデスカ?

=============================
ぷつんっ
音を立ててテープが切れた。
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懐かしくておぞましい、最古の記憶。
私が能力者へ覚醒した事件。最初の家族を失って、醜悪から抜け出したあの日。
私は自殺した。

もっとも、肉体的に死んだ訳ではない。 ただ生きる気力を無くしただけだ。
生きながらに死んでいる、俗に言う生き死人になった。


―――コレは私が過ごした幼少期の出来事。

 

肝試し大会(師弟喧嘩終了)にて~

地面に出来た即席椅子に座りながら炎狐は問う。
顔が青紫に染まるほど強く殴られ、地面に転がるその椅子に。
つまりは喧嘩していた愛弟子の上に。
「さて?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「やっぱり鍛えなおす?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「返事がなければ鍛えなおし決定よ~?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・(ガクッ」
「あ、落ちた」
「『返事が無い、ただの屍のようだ』」
「鍛えなおし けってぇ~い♪」
やっぱり師匠は楽しそうな顔で、死刑宣言を下した。



我は剣なり刃なり―――どこかで自分の感情と力が一直線に直結していくのが分かる。
我求めるは《殲滅―――何処までも熱くなる心とは裏腹に覚めていく感覚。
全て砕く鋼の獅子―――見据えた先の物体は・・・・・・全て的だ。
さぁ、斬られる前に切り伏せよう。

血に染まった紅い部屋で、人ではなく、能力者でもなく。
一本の刀として、的を解体する。
敵が沈むまで、静かになるまで、死ぬまで、死んでも刃を振るい、
全身全霊で、ぶった切り。叩き潰し。磨り潰し。肉塊へ変える。

《我に出来ぬ事なし》-----鼓膜の奥でが笑う。さぁ、さぁさあ!!!
人肉調理師:カニバルクッカー】の名に懸けて、全身全霊で調理してやろう。
午前9時―――道場裏山、無音の滝上にて。
5時から四時間の基本修行のあと、精神修行という名の自殺行為に自分の命の終わりを切に感じていた。
「師匠、師匠?なんで俺はこんなに高い崖の上に居るのでせうか?」
「寝ぼけた事を言うんじゃないの。「身体を鍛えよ」の格言の元、今からアンタにこっから飛び降りてもらうためさ。」
傍に立つ女は紅と橙が入り混じった着物を婀娜に着崩し、胸元を大きくくつろげ、その豊かであまりにも柔らかな谷間を惜しげもなく晒し、キセルを吸う度に揺らし。派手な黄金色の髪をくるくると巻き、箸のようなカンザシ数本でまとめていた。
「お前も未成年だろが!煙草吸ってんじゃねぇっ!」とは思ったが言うと危険な事になるのは目に見えていたのであえて言わない。
あまり知り合いたくなかった女だが、コレが俺の師匠 九尾乃・炎狐(くおの・えんこ)である。
「キセル咥えながらのんびりと言ってるがソレってつまり俺に投身自殺しろってことでOK ?」
「分かりやすく言って欲しいなら投身した上で生き残って来いと言おうか?下の方には黒燐虫とピラニアを放しといたから、水の上を走って黒燐虫と争うか、水の中を泳いでピラニアと戦うか、好きな方を選びな~?それじゃ・・・・・・逝って来いやワレェッ!」
腰骨の辺りから生えた美しい尻尾(前に掴んだら半殺しにされた)数本を勢い良く俺の背中に叩きつけ、崖下へと突き落とした。
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プロフィール
HN:
雪乃・舞依
年齢:
29
性別:
女性
誕生日:
1994/09/22
職業:
中学生雪女
趣味:
読書、スライム弄り、他人と(で?)遊ぶ
自己紹介:
外の事をあまり知らなかった為に人と上手くかみ合う会話が数人にしか出来ない。喋りも沈黙の多いまったりペースだが人を弄る時だけは素が出て一方的に捲くし立てて相手を貶める。
いたずらっ子だが時々常識外れの大ぽかをする。
動物の鳴き声で幾つかウソを教えられている。
(例:猫はメェ~って鳴くんだよっ!?)
スライムマスター(幻獣使い?)
最近は割とほわほわと彼氏に甘えている。
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